青山支部レポート 青山探検企画第17弾!開催のご報告
「秋の夜長を映画とワインで楽しむ会」
更新日：2022年12月20日
恒例の青山探検企画秋の夜長を映画とワインで楽しむ会が開催されました。コロナでリアルの開催ができなくなってから3年ぶりの開催です。本日の会場は、表参道交差点にほど近い結婚式場として名高いアニヴェルセル表参道ビルです。季節は冬、12月に入ってめっきり寒くなった表参道を、ケヤキに施された電飾が鮮やかに演出します。今回の映画は、２０２２年にアカデミー賞で、作品賞・助演男優賞・脚色賞の３部門を受賞した映画「コーダあいのうた」です。
コーダとは「聴者」を意味する言葉です。家族の中で唯一コーダである高校生のルビーと、聴覚障害の父、母、兄との間に繰り広げられる家族の物語です。視覚障碍者は、視覚障碍者こそが演じるべきであるという米国の考えに基づいて演じられており、聴者のとっての音のある世界、視覚障碍者にとっての無音の世界この二つの世界によって生じる様々な葛藤や軋轢を乗り越えてゆく感動の物語。家族と共に過ごしていたルビーに開かれてきた新しい世界へのチャレンジ。チャレンジを続ける事と家族の中のコーダとしての役割。この二つにはどのような展開が待っているのでしょうか。
この映画の始まりに今回、東京２０２０パラリンピック参加の手話パフォーマーRIMIさんの素敵な講話がありました。ここでは、主人公が映画でも使用した「I LOVE YOUの手話」や、「Merry X’mas おめでとう」の手話を披露しいていただき、参加の皆様と学ぶことができました。
麻布法人会青山支部では、このような「映画観覧」等の青山探検企画や、「落語」等の新年会を開催して参りました。コロナで中断してまいりましたが、ようやく復活の時期を迎えたようです。是非、青山支部のこれからの企画にご期待ください。
青山支部 副支部長 大和田幹夫
