【 19年度 Vol.11 】
会長対談
第36回 通常総会(懇親会)
勉強会
「六本木の街づくりを考える。」
おかげさまで(会員専用)
私の仕事 塩沢 仁志
大和田 幹夫
榊原 茶々
前野 裕司
家族大好き(会員専用)
2007年を占う 榊原 茶々
七夕とシルクロードの話
佐藤 純
六本木新聞 No.60(PDFデータ)


【 20年度 】
Vol.15
【 19年度 】
Vol.14
Vol.13
Vol.12
Vol.11
【 17〜18年度 】
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エコドライブのおすすめ

平成16年に入会しました塩沢です。
この度は、サンエー・クラブのホームページに私の仕事を紹介する場を頂戴しまして、ありがとうございます。
「ニュートヨ?」は、トヨペットの販売店として赤坂・芝浦・目白・八王子にショールームを構え、新車販売と整備を行っております。
新車は、クラウン、マークX、プリウス、ハイエースなど19車種を販売しています。セダン、ミニバン、ハイブリッド車、商用車といった幅広いラインナップを取り扱うことで、お客様の幅広いニーズにお応えできるよう努めております。
また、整備では「車検、修理、板金」などのご用命にしっかり対応できるよう、約25人の整備士が技術力向上に日々励んでおります。

1.エコドライブについて
会社のプロフィールはこれくらいにしまして、最近よく耳にする「エコドライブ」についてお伝えしたいと思います。
IPCC第4次レポート公表や映画「不都合な真実」のヒットなど、世界的に「地球温暖化問題」について、関心が高まっています。
ご高承の通り、京都議定書では2008〜2012年までにCO2排出量を6%(90年比)低減しようという取り決めが行われました。
日本のCO2排出量を各分野でわけて見ると、運輸分野で全体の2割を占めており、そのうちの5割が乗用車から排出されています。

2.自動車メーカーの取組
自動車メーカーでは、燃費性能の大幅アップを図るために、ハイブリッド車、新型低燃費エンジン、高効率トランスミッションなど、数々の技術開発に取り組み、より環境にやさしいクルマづくりを推進しています。

3.インフラ整備の進化
また渋滞を緩和するETCシステム、渋滞情報や交通情報をカーナビシステムでキャッチできるVICSもエコへの取組に役立っています。

4.エコドライブのおすすめ
燃費性能向上、インフラ整備の取組とともに、私たちひとりひとりが、今までの運転を少しだけ見直し、運転方法を工夫してみる〜この三位一体の取組がCO2削減に大きく貢献します。
そこで、快適なエコドライブの具体的なやり方をご紹介します。
最新のエコカーを買わなくても、ちょっとした操作のコツで、燃料消費量を低減できます。ぜひお試しください。
※チームマイナス6%のサイトにもエコドライブについて紹介されていますので、アクセスしてみてください。

(1) 「ふんわりアクセルeスタート」
燃費を向上させるやさしい発進の合い言葉です。発進から5秒で時速20kmに達するくらいの加速が目安です。
(2) 経済速度で安定した走りをキープ
一般道路で40〜50km/h、高速道路では80km/hの定速走行がロスのない走行です。
(3) 減速する時、早めのアクセルオフ
エンジンブレーキを積極的に使うことをおすすめします。
エンジンブレーキを使うと「回転数が高くなるので、燃料を浪費している」と誤解しているドライバーがいらっしゃいます。
実は、アクセルオフで走行中、エンジンの回転数が高いとき、自動的に燃料の供給が停止される(燃料カット)仕組みになっています。その後エンジンの回転数が低くなると、アイドリングに必要な程度の燃料の供給が再開されます。
このことから、早めにアクセルオフすると燃料カットになる機会が増え、CO2が低減されるのです。
(4) エンジンをかけたら、すぐスタート(暖機運転は適切に)
暖機運転を長くするほど、燃料を浪費します。エンジンかけたらすぐ出発!
(ただし、極寒時や何日間もエンジンをかけていなかった場合は、エンジン内にオイルを行き渡らせる為に、エンジン始動後数十秒待ってから発進してください)
(5) アイドリングストップ
待ち合わせや荷物の積み下ろしのための駐停車の際にはアイドリングを止めることが効果的です。
(6) エアコンの使い過ぎにご注意
室内を快適にしてくれるエアコンですが、使いすぎは燃料の浪費に直結します。
控えめに使用することを心がけ、春や秋など、季節のいい時はできるだけスイッチOFF!
またエアコンを使用しているときは内気循環、使用していないときは外気導入で、フレッシュな空気の循環を心がけます。
(7) 行き先をきちんと確認、ドライブは計画的に
道に迷って10分ロスすると約350mlの燃料を浪費するというデータもあります。
(8) 不要な荷物は積まずに走行
昨年出かけたキャンプ用品やスキー道具が積んだままになっていませんか。
少々面倒でも、不要な荷物は降ろして、車をすっきりスリムにしてから出かけることが大切です。
えっ、ダイエット?誰のことですか?んんん・・・ノーコメントです。
(9)

タイヤの空気圧をこまめにチェック
タイヤの空気圧が適正値より不足した場合、燃費が悪化します。また安全運転のためにも定期的な点検は必要です。
自分で判断するのが難しいと思われる方は、ガソリンスタンドなどでチェックしてもらえます(当社工場でもお気軽にお申しつけください)。


少し長くなりました。
先日、ある講演録を読む機会があったのですが、日本の産業界では温室効果ガスを減らす具体的な自主行動計画が立てられており、これをベースに日本の政府の計画もできているとのことです。しかし「産業」以外の分野、とりわけ「家庭」と「業務(オフィス・小売卸売など)」での削減目標達成というのは大変難しい問題なのだそうです。
ひとりひとりの小さなエコの積み重ねの大切さを痛感し、エコドライブについて紹介させていただきました。
私も完全にできているわけではないのですが、自動車販売に携わる者の1人として、きちんと心がけていく所存です。