【 19年度 Vol.13 】
新年会長挨拶
会長対談 〜歴代会長との対談〜
署長を囲む懇談会と税務研修会
勉強会/9月
「中国・ロシア・インドの戦略的提携の中に見られる国際社会の変化と日本のゆくえ」
勉強会/10月
「その次の知的財産」
勉強会/11月
「日本にとって良い税制とは
どういう制度か」
夜の六本木パトロール
サンエー・クラブ忘年会
法人会全国青年の集い 愛媛大会
新年賀詞交歓会
私の仕事 椎名 正之
榊原 裕子
中村 武志
我妻 みづほ
ミセス茶々の占いコーナー
榊原 茶々
六本木新聞 No.64(PDFデータ)


【 20年度 】
Vol.15
【 19年度 】
Vol.14
Vol.13
Vol.12
Vol.11
【 17〜18年度 】
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 サンエー・クラブの社会研修活動の一環として、平成19年(2007年)10月24日、六本木安全安心パトロール隊の活動に参加しました。
 このパトロール隊は、六本木を犯罪から守る事を目的に、地元商店会や住民の皆さんにより、平成16年(2004年)12月に結成されました。
 隊長は六本木商店街振興組合副理事長の新保雅敏氏で、兄の國彦氏はサンエーのOBでいらっしゃいます。
 私(山本)も結成に立ち会いましたが、既に活動実績の有った渋谷センター街パトロール隊(通称SCGP)を手本に致しました。
 こちらは、平成15年(2003年)11月に結成され、渋谷センター商店街振興組合の理事20人が中心となって防犯及び環境浄化活動を中心に渋谷センター街の全エリアのパトロールを同じ制服、制帽を着用して行なっている組織であります(渋谷センター商店街振興組合HPより)。
 六本木安全安心パトロール隊の活動は、毎週一回(水もしくは木曜)の夜、六本木交差点を中心とするエリアをパトロールする通常巡回作業と、毎月一〜二回(金曜日)、麻布小学校の児童達が登校する時間帯に登校ルート上に分かれて配置につき、子供達の安全を守る学童通学警備が有ります。
 またこれらのオペレーション以外に、警察関係者等を講師に招いて研修会を開催することも有ります。


 サンエー・クラブが参加したオペレーションは通常巡回作業で、パトロール隊を二班に分け、一斑は東京ミッドタウン方向、もう一斑はロアビル方向に向かい、表通りや裏通りを巡回しました。
 表通りでは、放置看板や放置自転車、オートバイの違法駐車に対し、所有者に移動撤去を促したり、警告ステッカーを貼ります。
 また指定時間や場所を守らずに出されるゴミの不法投棄の問題も起きています。
 裏通りでは、住宅地が多いため、侵入盗(住宅に侵入し窃盗することを意味する警察用語)に備えた警戒活動が行われます。
 また表通り裏通り共通して顕在化している事案として、街頭落書きが見られます。
 今回のパトロールでは大きな混乱に遭遇することはありませんでしたが、これまで私が体験したケースでは、放置看板を移動しようとしたところを、不良外国人に妨害され一触即発の事態となったケース、再三の注意にも関わらず放置看板の撤去に応じない不動産業者が開き直りの態度に出たため、110番通報したケース、またメニューやサンプルを路上に放置している飲食店主が逆ギレし、パトロール隊員のみならず同行していた警察官にも罵倒や暴行を行いそうになったケースも有りました。
 様々なトラブルに遭遇してきましたが、3年前のパトロール開始時に比べ、協力的な店舗が増えて来たことは実感できます。
 港区では、平成15年(2003年)をピークに犯罪の発生件数が減少傾向に転じていますが、行政のみならず住民や事業者も一体となって我が街の安全を守るという意気込みが形になって現れてきているのではないでしょうか。
 私も昨年、皆様のお蔭様をもちまして公職に就かせて頂きましたが、これからも安全で安心できる港区をつくるために、現地現場の活動を続けて参りたいと思います。
広報担当副会長 山本 閉留巳