【 17年度 】
勉強会 税と国家について考える2
新年賀詞交歓会
クリスマスパーティ
税務懇談会
勉強会 税を知る・税を考える
ゴルフ交流会
ゴルフコンペ
管外一泊研修
新署長インタビュー
第34回 通常総会
懇親会



 平成18年2月10日(金)、サンエー・クラブ定例会において「税と国家について考える」勉強会の第2回目が開催された。前回の内容をふまえ、各メンバーから活発な意見が交わされた。それぞれが企業経営で日ごろ感じている思いを話し合い、税に対する認識を深める機会となった。その内容を以下にまとめました。  (広報委員会)

1.マクロ的視点
・約82兆円の国家予算の内約4割は国債であり収支バランスがアンバランスではないか
・公費の無駄や医療費補助の無駄使いがあるのではないか
・公平な税制として消費税を引き上げても良いのではないか
・もっとシンプルな税制にならないとわかりにくいのではないか

2.身近な視点
(個人)
・所得税の累進税率は勤労意欲やモチベーションを低下させるのではないか
・2009年にアメリカで相続税が廃止されるが日本もそうすべきではないか
・課税最低限度は廃止したほうがよいのではないか
(法人)
・経済活性化の為に法人税率を下げるべきではないか
・赤字法人からも税を徴収すべきではないか

3.21世紀型社会の税
・法人税率を下げても経済が活性化されるので、消費が増え消費税の税収アップになるのではないか
・もっとシンプルでわかりやすい税制にした方がいいのではないか
 (例えば自動車は何種類も税があり複雑である)
・タバコ税などひとつの業界だけに限定している税制は廃止すべきではないか

4.総括(提案)
(法人) 法人税率を下げて、赤字法人でも一定分は納税すべきではないか
(生活者) 国民の納税意識や理解を深めるため全国民確定申告をしてはどうか
(社会) 税は治安・教育・生活インフラなどに適正に使われるべきではないか
(税のあり方) 税の使い方に国民投票(参加)型のシステムを構築してはどうか