アーカイブス

レポート

第7回通常総会ご報告

平成30年6月5日午後3時半より明治記念館において総会・記念講演会・懇親会が行われました。
まず、午後3時半より明治記念館 曙の間において多数のご来賓のご臨席を賜り、会員129社のご出席のもと(うち委任状による会員884社で51%の出席率)第7回通常総会が開催されました。
定款14条に基づき総会議長に選出された岩上会長の議事進行のもと、全議案が原案通り承認可決されました。議事として椎津総務委員長と綱川財務委員長よりより①平成30年度事業計画並びに収支予算について②平成29年度事業報告がなされました。審議事項として第1号議案では平成29年度決算報告承認の件、第2号議案では理事補充選任の件、第3号議案では支社・支店等の会費の取扱いの件について審議され、全ての議案について原案通り承認されました。
その後、ご来賓の皆様よりご祝辞を頂戴し、閉会となりました。
午後4時半より記念講演会が開催され第18代慶応義塾長 清家篤氏より「生涯現役社会の条件」についてお話を伺いました。
清家篤氏はご専門が労働経済学ということもあり、まず日本を取り巻く現在の状況をご説明いただきました。高齢化の要因は、医療技術の向上・住居環境の向上・少子化などであり、日本は世界に類を見ない高齢化が進んでいます。それに伴い社会保障給付費の増加などによる財政に対する負担も多くなってまいります。今後はいかに労働力人口(人口×働く意思を持った人の比率)を高めていくかが肝要とのことでした。引き上げる余地は女性と高齢者において大いにあり、定年退職制度・年功賃金制度・能力開発制度の変革が求められています。我々企業にとっても切実な課題であり、非常に考えさせられるお話でした。
最後に福澤諭吉の「奴雁(どがん)」「公智」「実学」の言葉をご説明いただきました。
その後、場所を末広の間に場所を変えて懇親会が開催されました。
皆様活発な交流をされ、大いに盛り上がり、最後は名残惜しんでの閉幕となりました。

前畑隆之

 

通常総会
アーカイブス
ページトップへ