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青山支部レポート
9/27開催 青山探検企画第9弾
~青山で能を楽しむ会~

更新日:2017年11月7日

青山に能舞台があるのをご存知ですか?
昭和58年、表参道から根津美術館に向かうみゆき通り沿いに建てられた銕仙会能楽研修所では、観世銕之丞家を中心とする銕仙会による青山能が年5回開催されています。
今回ご縁を頂き、青山の能舞台で能を鑑賞し、その後懇親会では法人会の会員でもある銕仙会の馬野正基様にもご出席いただき、とても身近な能のお話を伺いました。

能のイメージと言えば、少し敷居が高く、織田信長が本能寺で「人生50年」と舞った能、他には観阿弥・世阿弥、そして名言「秘すれば花」 ぐらいでしょうか?

前出の能舞台において、厳かに舞台は始まりました。演目は「敦盛」(あつもり)です。作者は世阿弥、「修羅物」というカテゴリ-に入ります。
演者の写真撮影が禁止されていたので、写真はありませんが、演者の指先や足先まで張り詰めた所作の美しさやホールに響き渡る訓練された声、笛や小鼓などの囃子方など、心地よい緊張感の張り詰めた舞台に魅了されました。江戸時代の大名様も同じように見ていたと思うと、一体感のある歴史を体感出来たと思います。
大満足の能舞台鑑賞の後は、法人会会員でもあるヨックモック様のブルーブリックラウンジで懇親会です。いつも通りの美味しいお食事に、能の囃子方のように料理に舌鼓しました。
能舞台を終えた銕仙会様 馬野正基様にお越しいただき、能の見どころなどを楽しく語っていただきました。
最後は桑原副の能ライクな「よーおー」という手締めにて散会と相成りました。能楽をとても身近に感じ、楽しい一日でした。

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青山支部幹事 竹内敬雄

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